
150-0031
東京都 渋谷区桜丘町 16-14
ドルチェ渋谷B2F
03-3461-6615
【月~土】
17:00~25:00
定休日:日曜日

ALESMITH meets
CATARATAS
TOMONORI MATSUSHITA
special interview
一番嬉しいことは、自分が美味しいと思い提供している
ビールに、お客さんが「美味しいね」って言ってくれること
ーこんにちは。自己紹介をお願いします
「世界のビールバー、渋谷CATARATAS(カタラタス) のオーナー松下智典です。今年で開店11年目です」
ーすごい、もうそんなになるのですね。老舗ですね。では、松下さんのクラフトビールとの出会いを教えてください
「お店のオーナーの前は、酒屋の営業マンとして働いていたのですが、カタラタスの最初のオーナーがお店を始めるにあたって、ビールの仕入れをしたいと連絡があったのです。『じゃあ一緒に一度ビールを飲みに行きましょう!』って、そこで初めて、美味しいビールに出会ったんです。今でも覚えているんですが、リンデマンスのファロでした。衝撃的な出会いでしたね。もともとビールはあまり得意じゃなかったんですよ。学生時代によくビールを飲まされていて、あまりお酒も強くなかったし。でも、ファロのドラフトにとても感動したのを覚えています」
ークラフトビールの魅力は何だと思いますか?
「CATARATASで毎日ビールを提供していても、まだまだ新しい発見があることです。まったく飽きないです。ビールって、醸造酒の中で一番自由なお酒だと思うんですよ。麦とホップと酵母があれば無限の可能性があるのがビールの魅力ですよね。酵母もシャンパン酵母や日本酒の酵母で造ってもいいし、ホップも多彩ですよね。だからプライベートでも、ビールばかり飲んじゃいます笑」
ーでは、松下さんが選ぶエールスミス、ベスト3を教えてください
「1つ目は、ずっと飲んでいられる、<pale ale.394>。2つ目は、もっともっと飲みたくなる<Speedway Stout / jamaica blue moutain>。アルコール度数12%を感じさせないコーヒーの香りが、素晴らしいと思いました。3つ目は、Belgian Quad。輸入されてないので現地でしか飲めないですけど、干しぶどうやプラムのような熟成された果物の味わいで、余韻も長くて酸味もほどよい、すばらしいビールでした。この3つがベスト・ビールです」
ー10/27のDIscovery Alesmith Festivalで、全部飲めますね!そもそも、エールスミスとの出会いはどこだったのですか?
「最初の出会いは、クラフトビールでも有名な目白の田中屋さんに買い物に行った時です。その時は<IPA>と<X>と<ESB>と<NUT BROWN>が販売されていたのですが、20ozの中瓶で、値段も高くてびっくりしました。でも「ビール界のロールス・ロイス」ってキャッチ・コピーと、シンプルでかっこいいボトルに惹かれて購入してしまいました。エールスミスって名前もアメリカっぽくないですよね。クラシカルなイメージもあって、どれもすごく美味しいなって、感動しました。アメリカで造られているんだけど、UK的な味わいが素晴らしいと思いました。で、すぐに輸入元を調べて連絡し、今では輸入されたほとんどのビールをCATARATASで提供しています」
ーありがとうございます。エールスミスを飲むならCATARATASに来ると出会えるということですね
「ビールを提供していて、一番嬉しいのが、自分が美味しいと思って出しているビールに、お客さんが、美味しいねって言ってくれることです。だから自分が美味しいと思うビールしか提供していません」

僕たちは
自他ともに認める
エールスミス・ファン
ー今年、エールスミス社にも行かれたようですが
「最高の経験でした。全部で6箇所くらいブルワリーを周ったのですが、大手ブルワリーと比べてそこまで大きな会社じゃないと思っていたのです。でもやっぱりアメリカ。設備も含めて、驚くほど大きかったです 笑。醸造している人たちの真剣さや熱意も伝わってきたし、バーの人たちは、みんなフレンドリーで、とてもかっこ良かったです。訪問したのは、日曜日だったのですが、朝からお客さんもどんどん来店していて、お昼すぎには席はいっぱいでした。現地でしか味わえない<トニーグエンのセッションIPA>や、バレルエイジ専用ルームで、思う存分テイスティングしてきました。ブルワリー・ツアーでビールをバレルエイジしているところを見学したのですが、樽に釘がささって、抜くとビールがチョロチョロとこぼれてくるんですよ。それを飲ませてくれたりして、最高の経験でしたね。CATARATASにもエールスミスで醸造していた人が来店してくれているんですよ。その人から内緒のブレンドビールの方法を教えてもらって。すごい楽しかったな」
ーでは、10/27のDIscovery Alesmith Festivalは、どんなイベントになると良いと思いますか?
「『エールスミスを語らせたらすごい!』ってファンの人達に集結して欲しいですね。またエールスミスを飲んだことが無い人達にもぜひ来てもらいたいです。こんなに、すごいビールがあるんだって気づいて欲しい。個人的にはカリフォルニア出身のレッド・ホット・チリ・ペッパーズを聞きながら飲みたいです。めっちゃ上がりますよ!」
ーアフターパーティーもやっていただけるとのことで
「とにかく、その時に飲めるエールスミスは全部用意したいですね。みんなで盛り上がりましょう!僕たちは、自他ともに認めるエールスミスファンなので、僕たちのお店にみんな飲みに来て欲しいです。エールスミスを最高の状態で提供します」
